2016.03.14
故障してもいないのにキーボードを買い換えてしまう、
キーボードマニアのsawです。
いえ、キーボードに大した拘りは無いのですが、今回はキーボードの入力についてです。
自分は日本では一般的に用いられている「ローマ字入力」なのですが、
この入力方法は生産性が低いとの事。
しかし、日本人の9割が「ローマ字入力」だそうです。
残りの1割は?というと「カナ入力」派だそうです。
大まかではありますが、それぞれの入力方法の特徴は、
「かな入力」は押したキーのキートップに印字されている、ひらがなが入力されます。
「ローマ字入力」は母音のaiueoで構成され、その他の子音は母音との組み合わせで入力します。
この説明で分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば同じ「か」という、ひらがなを入力するには、
「かな入力」は「か(t)」で「ローマ字入力」は「ka」となり、押すキーの数が1つと2つで違うことが分かります。
この事から「カナ入力」をマスターすると「ローマ字入力」より効率がいいことが分かります。
なら、何故「ローマ字入力」があるか、についてです。
昔のタイプライター時代は、今みたいに両手の計10本の指で打つことは想定されていませんでした。
両手の人差し指2本で打つ事を想定して作られたため、最適化されたキー配置だと、
今で言うタッチタイピングをするとタイプライターの限界により、故障の原因となりえたので、
あえてタイピング速度が落ちるようなキー配列にしたという説もあります。
※諸説あります
ちなみにこちらの画像は、ビンテージ・タイプライターを再現したUSBキーボードの「The Qwerkywriter」です。
出典:Daily News Agency
真相はどうあれ、今現在、日本では主流となっている「ローマ字入力」が見直されつつあるようです。
前置きが長かったですが、今回紹介したかったのは「親指シフト」です。
出典:KUROGAM
親指シフトは1979年に富士通により考案されたキー配列規格の一種で、
「かな漢字変換」のためのかな入力手段として使用されているそうです。
詳細は割愛させていただきますが、利点としては、
「自然な動作で入力できること」
「難しい知識が必要ないこと」
「入力効率が悪くないこと」
の3点が挙げられています。
出典:ウィキペディア
興味を持った方はウィキペディアや紹介しているHPなど参照してみてください。
日本語入力を効率的にするために開発された入力方法なので、文章を書く人に向いていると思います。
プログラマーの方や英語で文章を書く人には…向いてないかもしれません。
どちらにせよ、慣れた方法も一度見直してみると新たな発見があるかもしれませんね。
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