2019.10.28
前回の続き>>
二次面接も合格したので、話を最終面接に飛ばします。
いよいよ最終面接の日。
YouTubeで印象のいいメイク方法を実践してスーツに着替え会場へ。
最終面接は複数の面接官がいて、いろいろと質問が飛んできたらしい。
特に人生のネタを持ってるわけではなっかたが、一生懸命に応答していき最終面接終了。
緊張で正直なにを聞かれたか忘れたようだが、人生で一番緊張した瞬間だったと本人は語っている。
そして、結果通知が家に届き家族に囲まれながら封を切る。
そして結果は、、、まさかの内定!
彼女は晴れてキャビンアテンダントになったわけだが、なんでこんなクズ生活をしていた自分が内定したのか疑問だったらしい。
今思えば、唯一得意なことがあってそれが内定に繋がったのかなと推測している。
彼女の得意なこととは何か、彼女は学歴も勉強もできなかったが(恐らくしようとしなかっただけでは)唯一、中国語がペラペラなのだ。
読み書きまででき、さらにはネイティブではないがロシア語も少しできたのだ。
彼女は小学校5年生まで両親の仕事で中国に住んでいた経験があり、これは最大の強みだったのかもしれない。
それが内定のきっかけになったかどうかは分からないが、彼女はこういう。
「何か一つでも自分に得意なことを身に着けていえれば、それがどこかで活かされ食べていける」と。
そして、両親が自分にとっていいきっかけを作ってくれたことに感謝をしていると。
クズな人間でもチャンスがあるということを彼女は肌で実感して、今では誇りを持って仕事に挑んでいる。
そして散々迷惑をかけた両親に恩返しをしたりと人はこんなに早く変われるもなんだと驚くばかりだ。
そして彼女は今日も空を飛んでいるのであった。
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