2020.09.21
はまです!
今日はお気に入り漫画の紹介です!
「走馬灯株式会社」 菅原敬太
もし、今まで生きてきた人生が自分視点で映像に記録されていて、それを見ることができるとしたら…あなたはどうしますか?
走馬灯株式会社は自分の人生が記録されたDVDが保管され、鑑賞することのできる不思議な建物。そこを訪れた人々が自分の生い立ちや夢を目指すきっかけ、家族への感謝、犯した過ちなどを振り返るお話です。
人生のDVDは一人きりで鑑賞することは勿論、一緒に館を訪れた友達や恋人と鑑賞することもできます。本名と生年月日が分かっていればその場にいない知人の人生を見ることも…。
このDVDのキモは「第三者視点」ではなく「自分の視点」で記録されているところ。
不審だった恋人の態度、本人の視点で見るとこんな理由が…!
意地悪な姑、猫の視点で見ると意外な素顔が…!?
不仲な家族に起きた大事件、犯人は○○の視界に映っていた!
仲の良い親友、過去の生い立ちを見ると恐ろしい真実が…!?
など、各々の人生を振り返ることで心温まるお話から狂気的なお話まで様々なストーリーが展開していきます。
浮気や犯罪を犯していればバレてしまうし、人知れず親切な行いをしていればそれが日の目を見るということですね。誤解ですれ違ってしまった仲が元に戻る…なんてこともあるかもしれません。
みなさんは他人に堂々と見せられる人生を送っていますか?私は…NO!!笑
基本的に前後編で完結する短編集のような感じですが、最終話まで読み終えると大作を読み終えたような感慨深い気分になります…!
2012年にはドラマ化、2016年には舞台化もされているようですね。
現在めちゃコミックやピッコマ等の漫画アプリで無料で読むことができますので、興味のある方は是非読んでみてください!
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