第7話『白黒つけようぜ』

 

村上『バカラさんオセロでもやりません?』

 

 

バカラ『嫌よ、これからゼクシィ読まなきゃいけないんだから』

 

 

村上『そんなの読んでも無意味なんですからオセロやりましょうよ』

 

 

バカラ『失礼な奴ね!仕方ないわ、一回だけ付き合ってあげる』

 

 

村上『それじゃボクが白でバカラさんが黒で良いですね?』

 

 

バカラ『・・・なんで私が黒なのよ』

 

 

村上『だってバカラさんの乳首って黒色じゃないですか』

 

 

バカラ『関係ないでしょ!それに私の乳首はピンクよ!サーモンピンクよ!!』

 

 

村上『嘘つかないで下さいよ・・・干しぶどうみたいな乳首のくせに』

 

 

バカラ『ふ、ふざけんじゃないわよっ!オセロなんてやってられない!酒よ!酒持って来い!!』

 

 

村上『ヘイ!お待ち!!』

 

 

1

イオングループ限定「クラフトマンズ ビア」

緋色の芳醇(赤)

清麗の琥珀(緑)

 

バカラ『あら今回は2種類用意したのね』

 

 

村上『赤は芳醇、緑は琥珀です』

 

 

バカラ『そんな説明じゃ1ミリも理解出来ないわ!さっそくグラスに注いでちょうだい!!』

 

 

2

 

 

村上『色だけで判断すると完全に別物って感じですね』

 

 

バカラ『まずは情熱の赤を飲んでみるわ!』

 

 

村上『ハイ、どうぞ』

 

 

バカラ『ゴクゴクゴク』

 

 

村上『どうですかバカラさん・・・』

 

 

バカラ『めっちゃフルーティー!これ絶対女の子が好きな奴よ!!』

 

 

村上『バカラさんはジャンル的にはおばさんですけどね』

 

 

バカラ『一々うるさいのよ!ちょっと緑の方も飲ませなさい!!ゴクゴクゴク』

 

 

村上『どうですか?』

 

 

バカラ『麦の香りが芳ばしい~!こっちは万人ウケする本格派のビールね』

 

 村上『その日の気分によって飲み分けてみるのも面白そうですね』

 

 

バカラ『そんな御託はどうでもいいからさっさとツマミを出しなさいよ!ったく使えないわね!このゴミ野郎!!』

 

 

村上『お待たせしました』

 

 

4

 

 

 

バカラ『・・・村上、お前さんて奴は本当に仕事が出来るわね。私が総理大臣になったら間違いなく官房長官に任命するわ』

 

 

村上『ありがたきお言葉』

 

 

バカラ『ビールとチキンさえあれば何もいらないわねハハハ♪』

 

 

村上『チキンだけに今回もキチンとまとまりましたねハハハ♪』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閣下『くっくっく、何も知らずに気楽なもんだな』

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